防窮訓練の内容について
Civichatという支援制度案内システムを活用し防災訓練のような1コマの授業を発案し、防窮訓練と命名した。
受講生が将来もしも貧困に陥ったときに、命を失わないように開発した「防窮訓練」のを以下に紹介する
支援制度を学ぶ合計45分ほどのアクティブラーニング型の授業を行う
具体的には、
- 支援制度の理解・記憶
- 貧困に対する無力感
- 支援制度利用のスティグマ
を、プログラム前後のアンケート調査で測定する。
事前アンケート
最初に社会保障制度に関するアンケートを実施。
社会保障制度の現状について学ぶ
資料にあるように動画資料(ハートネットTV)を視聴する。くわえて、対象者に向けて社会保障制度に関する教育を実施。
インターネット検索を利用し、自力で制度を探す
その後、「こんな状況に陥った時、どんな支援制度を利用できるか」というテーマで、インターネット検索を用いて探す。
同じ状況カードを引いた人たちとグループディスカッション
一定時間が経過後、同じ「こんな時どうする?状況カード」を引いた人同士で見つけた制度を共有、各制度について話し合う
制度検索システムのCivichatを利用し、自分が利用できる制度を検索する
共有後、自分の状況を入力することで、利用可能な公共制度を推薦してくれるCivichatというシステムを利用し、先ほどと同じグループでディスカッション
以下の項目について話せると望ましい
- インターネット検索とCivichatの探し方による違い
- いざ貧困に陥った時、どういう探し方をするといい?
- これから自分はどう行動していくか